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Column 2025年6月
7月の幼稚園だより
KCKの園庭にあった3つの砂場は、数ヶ月前に大改造を経て、今は大きな長方形の砂場が1つになりました。
このながーい砂場は、子どもたちに大ヒット!
一番端ではお寿司やおにぎりを握っている子がいたり、その隣ではチョコレート色のスープをかき混ぜている子がいたり。
さらに隣ではひたすら深く砂を掘り進めて、まるで落とし穴を製作中かのような女の子もいます。
そしてその隣には、フライパンに砂をめいっぱい盛り付けて、ペタペタと表面を撫でている男の子の姿も。
大人の私が「場所をとっちゃうかな?」と最初は遠慮していましたが、小さな手に引かれるまま、私も砂場に入れてもらいました。
中に入ったからには…と始めたのは、大きな山作り。
道具がなかったので素手で砂をかき集め、どんどん積んでいくと、子どもたちはその様子をじっと見つめていました。
「What are you making?(何作ってるの?)」と聞いてくるので、「I am making a big mountain. Can you help me?(大きなお山だよ。手伝ってくれる?)」とお願いすると、直接砂を触るのが苦手そうだった子たちも、カップやスプーンで砂を寄せてくれました。
みんなで夢中になってでっかい山を作り、ある程度大きくなったら、今度は上から手のひらで円を描くように撫でて山を平らにしていきます。
「Now it looks like a big cake!(さあ、今度は大きなケーキに大変身!)」と言って、落ち葉でデコレーションしたり、小枝をろうそくとして立てたりしていると、子どもたちも手伝ってくれました。
みんなが思い思いにろうそくを立てるので、まるでハリネズミのよう!
すると、自然と「Happy birthday to you」の歌が始まりました。
こんなことを何日か続けているうちに、子どもたちの小さな手も、砂を触ることに少しずつ躊躇しなくなりました。
道具がなくても砂さえあれば楽しいことが始められるのです。
お寿司やおにぎりは握ると崩れやすく、ちょっと難しい。
でも、梅雨時の雨上がりの濡れた砂は、とても形を作りやすいんです。
毎日の自然な遊びの中で、子どもたちは様々な気づきを得て学び、遊びの幅を広げていきます。
みんなでワイワイと遊べる砂場は、まるで園庭にできた露天風呂のよう。
みんなで入って、みんなで遊んで、みんなを笑顔にしてくれています。
(Kids Creation)
2025年6月24日 08:51
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